データベース基礎

データベースを言葉の理解ではなく、ビジネスシステムの核となる技術として習得できるよう、システム開発演習のサンプルを用いて実際のデータベースの利用と役割、機能を説明します。

達成目標

  • 実装に必要なDBMSの機能(トランザクション制御、テーブル管理など)を理解する。ただし、DBMS製品には依存しない。
  • テーブルを第3正規形にすることができ、インデックス付与などのテーブル設計ができる。
  • ERモデルを理解することができる。
  • 顧客との会話ができるように教養として用語を知っている。

研修期間

1日

研修人数

25人

受講対象者

新入社員

講義・演習のバランス

講義:8 演習:2

カリキュラム

1日目

午前

1.サンプルデータベースの説明

サンプルとなるデータベース(システム開発演習のケース)の実行とテーブル構成、データベースエンジンの説明

RDBの特徴

2.DBMSの働き

DBMSの機能と今後の動向

トランザクション制御

同時実行制御

午後

障害回復

分散データベース

3.RDBを理解する

関係モデルの基礎知識と関係演算

表、行、列、主キー、候補キー など

4.データの正規化

第1~3正規形

5.概念データモデリング

E-R図の読み方

実績・受講者の声

独立系 システム会社様

満足度

「今回個人的に最も学べたことは、第三正規形の作成です。現実のデータをいかにして扱いやすくしていくかという観点でとても重要な技術であると認識できました。」

「データベースについて、メリットやなぜ必要なのかなど深く理解することができた。」

ユーザー系 システム会社様

満足度

「データベースがいかに重要でどのように利用されるのかを銀行の口座振り込みの仕組みに例えてチームでディベートしたことで理解を深めることができました。」

「これまで一人で学習していて、『これはこういうものだ』と無理やり暗記していた部分があった。今回のセミナーでは、目的や仕組みなどのポイントを押さえながら解説していただいたので、理解して覚えることができたと思う。」

「データベースとSQLに関しては、知識としてはあったものの、実際ここまでしっかりと触れたのは初めてだったので、実際の動きが理解したことは大きな収穫でした。」