システム調達管理

システム調達を適切に行うための知識と技法を、講義とグループ演習で学ぶセミナーです。事前準備から、提案依頼書の作成、提案に対する評価方法、契約のための書類作成など、システム調達のための基礎知識を学びます。

達成目標

  • システムの適切な調達方法を選択できる。
  • 区のルールに準じて、調達に必要な文書(提案募集要領、仕様書、評価基準等)を作成できる。
  • 委託先選定作業(選定委員会の運営、説明会やプレゼンテーションの実施等)を行える。
  • 委託業者と契約内容を調整し、契約に必要な文書を準備できる。

研修期間

1日

研修人数

30人

講義・演習のバランス

講義:7 演習:3

カリキュラム

1日目

午前

1.システム調達の基本

システム調達の手順と必要なもの

システムの調達方式

システム調達の課題

システム調達のトレンド

2.システム調達の計画・準備

調達に先立ち準備すること

調達計画の立案

調達計画書の作成

【演習】調達計画の作成

3.提案依頼書の作成

要求と要件

要求事項のまとめ方

提案依頼書の書き方

【演習】提案依頼書の作成

午後

4.システム仕様書の作成

システム仕様

システム仕様書の書き方

【グループ演習】システム仕様書の作成

5.評価基準・方法の策定

評価基準の作成

提案の評価方法

ベンダー評価のポイント

委託先の選定

【グループ演習】評価基準作成

6.交渉・契約の準備

ベンダーとの交渉

契約の留意点

7.まとめと質疑応答

実績・受講者の声

自治体様

満足度

「委託を受ける側の立場、受け止め方が参考になりました。今後は相手の立場も考えた要求を挙げられれば、お互いにとって良いシステムができあがると思います。」

「ITがよくわかっていない素人の私でも分かるように例え話を入れながら進めてくださり、システム調達の流れがよく分かりました。かなり苦手意識がありましたが、少し気が楽になりました。」

「システム開発に関する契約の種類が分かりやすく、なぜこの契約になっているかの理由や背景まで教えてもらえたので、今後現場で役立てられそうです。」

自治体様

満足度

「業務の理解とそれを伝えることの大切さをあらためて感じました。」

「調達するにあたり、どんな流れで準備していけば良いかイメージがつかめて良かった。」

「実務的に未経験でしたが、今回の講義を聞いて、職場での周囲の会話の意味が今になって分かってきました。おかげさまで業務で活かせそうです。」